ストリートミュ−ジシャン・トラベラー昔話 vol.2 10ドル持ってギリシャヘ

JUGEMテーマ:ヨーロッパ

 

( a: アカリン  p: ポポロ   j:爺 )

 

昨日の続き・・・

 

 j:でその後色々あって、南下してプーリー、カルカッタ戻って入国記録もらって再度ベナレス、

  ニューデリーからマナリでニューデリーにもどった頃には4月の終わりで、インドはめちゃ暑! 

  この間またまた神秘と冒険とハプニングの不思議な日々で、まったくインドってそういうところ。

  でもこのこと書いてると本題にいつまでたっても行き着けそうにないのでそれはまたの機会に・・・

 

  日本に残して来たギターを処分してもらい、旅費を工面してたのだが、帰りのエアチケット買ったら

  もうおしまい。  しかしまだ帰りたくない。  ってことで・・・

  アテネ・ギリシャまでのチケット購入、残金10ドル。 

  インドの暑さも半端無い耐え難さになってきたし、いざ初夏の爽やかな風ふくヨーロッパ地中海ヘ。

 

  着きましたアテネ。 とりあえず安ホテル・ドミトリー  

  例によって日本人貧乏旅行者がゴロゴロ。

  それにしても食事しちゃったから宿泊費足りないかも。 で日本人旅行者に声をかける。

 

  「今晩街で歌って稼いで返すからちょっとだけお金貸してくれない?」

 

  「そんなんで稼げるわけないじゃん。君、頭だいじょうぶ?

   ま日本人のよしみで貸してやるけどさ。」

  

 a: やっと始まったね。 ストリートミュージシャン・トラベラー。

 

 j:地中海沿岸は大体そうだけど、ギリシャも屋外レストランをタベルナって言って。 

  レストランなのに「食べるな」っていう定番のギャグがありますが、これがいっぱいあって、

  ここが稼ぎどころ。 ホテル探すついでにやり易そうな所、しっかりチェック。

 

  普通ストリートミュージシャンはどこか路上で演奏して通行人から集金・・・

  でも、地中海の屋外レストランってBGM流すところ少ないから、いわゆる流しのスタイルで

  レストランを歌って回り,食事客の所に出向いて直接集金してしまった方がとっても効率的。

 

  集金のやり方にもコツがある。 一番受けているお客さんの所に最初に行くと、お札を入れてくれる

  可能性がとても高い。  大体観光客は見栄っ張りなので、最初の客が札を入れるのを見てしまうと

  次からはみっともなくて小銭が入れられなくなってしまう事が多い。

 

  最初の客が何を入れるかが勝負の別れ目。

 

  で、アテネで3晩ほど稼いでギリシャはイタリア側のコルフ島に渡った。

  ここはイオニア海なんだけどちょっと北上すればアドリア海で、もう紅の豚が飛んできそうな海。

  ジーナの店があったら似合いそう。  ここで1週間ほど夜な夜な歌ってたのだが、終わると

  立ち寄るバールがあり、そこのイタリア人のバーテンのお兄ちゃんが

  「イタリアのリミニに行きなよ。 いいとこだよ! 稼げるよ! 友達の親父さん紹介してやるよ。

   俺から聞いて来たって言っていいからさ。」

 

   

  2日後、コルフ島を後に船でイタリア最南端ブリンディシへ。 着いたの夜中。 

  何これ・・・ホテルとか無いじゃん。 きっと港と街が離れてるんだろうけどインフォメーションも

  開いてないしどうしたものか・・・トボトボ歩き始める。 犬が1匹ついてくる。 ヨシヨシイーコ

  もう面倒なので畑のような所で寝てしまうことに。 犬がつき合ってくれる。 

  こんな時は犬でも心強いものだ。

 

  明るくなるのを待ってヒッチハイク開始。 犬くんがお見送りしてくれた。 

  アリガト・・元気でね!

  お百姓さんのトラックで高速道路の脇までおくってもらう。

  女の娘の先客あり。  でも女の娘のヒッチハイカーは勝負が早い。 

  あっという間に車をゲットする。

  男の場合そうはいかないが、それでも乗せてくれようという人は親切な人が多い。

  女性の場合,乗せてもらってからのトラブルが多いので大変な面もあるわけだ。

      走行中の車から飛び降りたとか、私病気だから・・・と逃げ切ったとか、よく聞く話。

 

  さて小一時間も待っただろうか。 

  目の前をいかにもイタリアといった真っ赤なスポーツカーがすっ飛んで行く・・・と思いきや、

  はるか彼方で急停止・・・猛スピードでバックして来る。「どこまで?」

  なんかイタリアの3流アクション映画を見ているようなカップル。 後部座席というよりは

  荷物置きみたいな所に乗せてもらい、車は狂気のスピードで北上、

  あっという間にリミニ到着「チャオ!」

  ア〜良かった 生きてた! 一安心。

  

  という事で,続きはまた明日。

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 


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